こんにちは!!
今回は、トルコといえば外すことができない観光地であるイスタンブールとカッパドキアの観光地を紹介していきたいと思います。
目次
大都市!イスタンブール
イスタンブールといえば言わずとしれた、トルコを代表する観光地です。
トルコの北西部に位置しており、ボスポラス海峡を境にヨーロッパとアジアが混在する大都市です。
また、歴史と文化の交流点と言われており、トルコの観光地としても中心的な場所と言えます。
特に、イスタンブール旧市街地区は、「イスタンブールの歴史地区」として世界遺産にも登録されています。
イスタンブールのオススメ観光地紹介
①アヤソフィア
元々は、キリスト教の大聖堂。15世紀にオスマン帝国はコンスタンティノープルを陥落させ、教会からモスクに造り替えると宣言されました。それ以降、十字架は取り外され、モスクとして建設されていきました。トルコ共和国となってからは、博物館として転換され宗教的な行事は禁じられていましたが、2020年に正式にモスクへと回帰し、現在は礼拝の時間以外は外国人観光客でも観覧可能となりました。
入場時は毎日のように行列ができていますが、入場時に荷物検査があるのでどうしても混んでしまいます。ただし、思ったよりも進みは早いので、30分も待たずに入場できました。
また、モスクのため、見学時は服装に注意をする必要があります。(警備員に服装チェックされます)
荷物検査所を通過した後に、スカーフ販売所がありました。
名称:Ayasofya Camii 最寄駅:トラムT1線スルタンアフメッド駅(Sultanahmet) 営業時間:24時間 入場料:無料
②スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)
オスマン帝国第14代スルタン・アフメト1世によって、1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造された、世界一美しいと言われているモスク。ブルーモスクの名前で有名。
こちらもモスクのため、礼拝時間と服装には注意してください。
名称:Sultanahmet Camii 最寄駅:トラムT1線スルタンアフメッド駅(Sultanahmet) 営業時間:9時〜17時30分 入場料:無料
③トプカプ宮殿
メフメト2世が、1460年代頃造営を開始し、1478年頃までに完成。15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国君主が居住した宮殿。1853年に宮廷がドルマバフチェ宮殿に移ってからは放置されていたが、トルコ共和国がトプカプ宮殿を博物館として修復をし、一般の人々向けに見学できるよう開放した。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/トプカプ宮殿
名称:Topkapı Sarayı 最寄駅:トラムT1線ギュルハネ駅(Gülhane) 営業時間:9時〜18時00分 入場料:500TR
④イスタンブール地下宮殿(バシリカ・シスタン)
バシリカシスタン、通称イスタンブール地下宮殿は東ローマ帝国時代の地下貯水槽の役割を担っていました。貯水槽は336本の大理石円柱で支えられています。また、一番奥にメデューサの顔が彫られた柱があります。
地下宮殿内はライトアップされ幻想的な空間となっています。
また、様々な彫刻なども展示されています。
名称:Yerebatan Sarnıcı 最寄駅:トラムT1線スルタンアフメッド駅(Sultanahmet) 営業時間:9時〜19時00分 入場料:300TR webサイト:https://yerebatan.com
⑤グランドバザール・エジプシャンバザール
グランドバザール、エジプシャンバザールとも、市場のようなスポットになります。
グランドバザールはとても広く、金、装飾品、レザー、衣類、絨毯、スパイス、お菓子など、様々なものが売られています。特徴としては、商品の種類ごとにある程度エリア分けされています。
エジプシャンバザールはグランドバザールよりもコンパクトですが、その分見やすい作りになっています。
この辺りは人も多く活気もありますが、とても混雑しているので、スリなどには十分注意が必要です。
名称:Kapalı Çarşı(グランドバザール) 最寄駅:トラムT1線スルタンアフメッド駅(Sultanahmet) 営業時間:8時30分〜19時00分(日曜日定休日) 入場料:無料 名称:Mısır Çarşısı(エジプシャンバザール) 最寄駅:トラムT1線エミニョニュ駅(Eminönü) 営業時間:8時30分〜19時30分 入場料:無料
⑥スレイマニエ・モスク
16世紀に建設された、オスマン帝国最高傑作の一つと言われています。テラスから金角湾を一望できる。
名称:Süleymaniye Camii 最寄駅:トラムT1線スルタンアフメッド駅(Sultanahmet) 営業時間:8時30分〜16時45分 入場料:無料
⑦ガラタ塔
14世紀に建てられ、牢獄として使用されていた。現在はレストランなども入り、イスタンブールの街を一望できる。
名称:Galata Kulesi 最寄駅:トラムT1線カラキョイ駅(Karaköy) 営業時間:9時〜17時30分 入場料:350TR(イスタンブルミュージアムパスで入場可)
⑧バラット地区
オスマン帝国時代にユダヤ人が住んでいた地区。カラフルな建物、レストラン、カフェが並んでいます。
名称:Balat Renkli Evler 営業時間:無休 入場料:無料
⑨タクスィム・ゲジ公園
イスタンブール新市街の中心地。記念碑や、カフェ、飲食店、ホテルなどが集まるエリア。
名称:İBB Taksim Gezi Parkı 最寄駅:メトロ線タクシィム駅(Taksım) 営業時間:無休 入場料:無料
⑩ギュルハネ公園
旧市街地区にある歴史的な公園。トプカプ宮殿にも隣接しています。自然豊かで、のんびりできるスポットです。
名称:Gülhane Parkı 最寄駅:トラムT1線ギュルハネ駅(Gülhane) 営業時間:無休 入場料:無料
イスタンブール オススメ サバサンド屋台
ガラタ橋近辺に、何ヶ所かサバサンド屋台があります!
大きなサバを網焼きし、レタス、玉ねぎが入ったボリューム満点のサンドです。
現在は70TRとなっておりましたが、絶品なのでぜひ試してみてください。
世界遺産!カッパドキア(ギョレメ)
続いてカッパドキアについて紹介していきます。
こちらも言わずと知れた、トルコを代表する観光地であり世界遺産のエリアです。
「ギョレメ国立公園及びカッパドキアの岩石遺跡群」として世界遺産に登録されており、ギョレメと呼ばれる地域のことを指します。
見渡す限り奇妙な形をした岩を見ることができ、バルーンフライトなど多くのアクティビティが楽しめます。「妖精の煙突」と呼ばれる岩石群は、アナトリア高原の噴火により堆積した凝灰岩や溶岩層が長い年月をかけて侵食され今の形となっています。
カッパドキアへの行き方
カッパドキアへの行き方は、直行便のバスもしくは飛行機とバスやタクシー等を利用して行くことになります。
①長距離バスの場合
イスタンブールのオトガルからギョレメ地区のオトガルまで直行便があります。(オトガル=バスターミナル)
ギョレメ地区のオトガルは中心地にあるため、ホテルなどへは徒歩で移動可能です。
乗車時間:約16時間 料金:約500TR
②飛行機の場合
イスタンブール空港からカイセリ・エルキレット国際空港までフライト。
その後、カイセリ・エルキレット国際空港からバス等で1時間程度。
カッパドキアといえばバルーンフライト!!
カッパドキアに行く目的として、必ずといっていいほどバルーンフライトツアーに行ってみたいと思う方がほとんどだと思います。
カッパドキアにはかなりの数のバルーン会社があり、1日で100以上のバルーンが飛ぶことも珍しくありません。ちなみに私がバルーンフライトに乗った日は140のバルーンが飛んでいました。
バルーンフライトについては、天候に大きく左右されるため、毎日飛ぶ時もあれば数日飛ばないなんてことも大いにありえます。(安全第一ですからね・・・)
なので、バルーンフライトの料金も運行状況に左右されるため、原則前日にならないと料金が決まらないそうです。
参考までに、、、 私が初日に現地の旅行会社を訪問した際は、前3日フライトがキャンセルとなっていたこともあり、通常料金の倍近い値段になっていました。(それでも満席で予約ができませんでした・・・)。フライトが運行された翌日は平均的な金額で予約をすることができました。逆に連続で飛んだ場合は料金も安くなる傾向にあるようです。需要と供給に左右される感じです。
絶対にバルーンフライトをしたい!という方は、数日余裕を持って滞在することをオススメします!!
バルーンフライト当日の流れ ・朝4:30頃ホテルでピックアップ ・朝5:00頃にはフライト出発場所に到着 ・順次飛び立つ ・約1時間のフライトを楽しむ ・着陸し、シャンパンセレモニー ・朝7:00頃にはホテルに戻る
朝日に浮かぶバルーンとカッパドキアの風景は絶景でした!!
日本人が経営している旅行会社
ギョレメ内に日本人の方が経営している旅行会社があります。
私たちもそちらでバルーンフライトの申し込みをしましたので、参考にしてみてください。
その他、ギョレメ内には他にも多くの旅行会社がありました。
Bridge of the World HP:https://www.bridgeoftheworld.com
カッパドキアオススメ観光地について(徒歩圏内)
①ギョレメ野外博物館
ギョレメの谷には岩窟教会が30以上あり、壁画が残っており保存状態の良いフレスコ画を見学することができる。なお、岩窟教会内の撮影は禁止です。
ギョレメ野外博物館 営業時間:夏季8:00〜19:00 冬季8:00〜17:00 入場料:300TR(ミュージアムパスで入場可)
②ラブバレー
中心エリアから徒歩15分程度でいける、奇岩群エリア。形が男性のアレに似ているためその名前がついています。カッパドキアの雄大な景色を楽しむことができるエリアです!
ラブバレー 営業時間:特になし 入場料:無料
③サンライズ・サンセットビューポイント
名前の通り、サンライズ・サンセットを眺めるのにオススメのポイントです。丘の上にあり坂道を登る必要がありますが、景色は抜群です。日の出前から登り、バルーンフライトの様子を見ることもできます。
ただし、日が落ちると真っ暗のためご注意ください。
サンライズ・サンセットビューポイント 営業時間:不明 入場料:10TR
カッパドキア名物!!ポッタリーケバブ
ポッタリーケバブとは元々ヨズガットの名物料理であるテスティケバブのこと。
素焼きの壺で肉や野菜を煮込み、食べる際に壺の口を割って提供される。
カッパドキアのレストランではいろんなところで提供されているので、ぜひ味わってみてください。
オススメのお店紹介!Pal’s Kitchen
カッパドキア内はどこも高額なレストランが多いが、その中でも比較的リーズナブルでかつ美味しくて雰囲気も抜群のお店。ポッタリーケバブも食べれます。
Pal's Kitchen https://pals-kitchen.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral
カッパドキアでキャッシングをするには
カッパドキアの中心地にATMコーナーがあります。(HSBC銀行はありません)こちらで、トルコリラ、ユーロ、ドルのキャッシングが可能です。
カッパドキア内のアクティビティ等に関して、ドルやユーロなどで決済する必要ことが必要になる場合もあります。ちなみに私も、こちらのATMでユーロの調達をしました。
(参考) 利用ATM:TURKIYE IS BANKASI キャッシング額:300ユーロ(1ユーロ約151円) 銀行手数料:なし(ATMの画面上は21ユーロと表示されたが、請求されませんでした) キャッシング手数料:220円 →一通りのATMを確認して、手数料21ユーロは一番安かったので、ここでキャッシングをしましたが、それも請求されなかったの無駄な出費もなくキャッシングができました。 レートは1ユーロ150円の時期なので比較的レートも良かったです。
注意!!ミュージアムパスの値上げについて
トルコの観光地を巡る際に便利な「ミュージアムパス」があります。
トルコ全土やイスタンブールのみ、カッパドキアのみなど種類がいくつかあります。
ただし、こちらですが2023年12月現在、数年前とは比較にならないくらい値上げとなっております。今後どの程度まで値上げされるか不明ですが、購入の際はご検討ください。(私たちもあまりの高額に迷い、購入せずに見学する場所を絞ることにしました)
※2023年12月現在 トルコ ミュージアムパス 料金:4,000TR イスタンブール ミュージアムパス 料金:2,500TR カッパドキア ミュージアムパス 料金:1,500TR webサイト:https://muze.gov.tr
さいごに
今回、トルコの2大観光地であるイスタンブールとカッパドキアの観光スポットをまとめてみました。
以前は物価が安いと言われていたトルコですが、数年前と比べて特に観光地であるイスタンブールやカッパドキアの物価はかなり高くなっていると感じました。(現地人料金と外国人料金があるので注意が必要です)
それでも無料で見学できる施設であったり、トルコ独特の雰囲気を感じれるスポットもあるので、ぜひ旅の参考にしてみてください。
〈参考〉
イスタンブール地下宮殿:公式サイト
Bridge of the World:公式サイト
ミュージアムパス:公式サイト