こんにちは!
今回はカンボジアへの入国の流れと世界遺産アンコールワット遺跡群を含めた観光スポットを紹介します。
目次
カンボジア王国について
カンボジア王国は東南アジアのインドシナ半島に位置しています。
タイ・ラオス・ベトナムと国境を接しています。首都はプノンペン。
世界遺産として有名なアンコールワット群があるのはシェムリアップになります。
季節は雨季と乾季に分かれており、高温多湿気候に分類されます。特に日中は気温が40度になることもあり、アンコールワット群の観光をする際には日陰となる場所も少ないため、暑さ対策は欠かせません。
カンボジアへの行き方
日本からカンボジアへの直行便は現在のところありません。(2023年12月現在)
一度経由してから入国するルートになります。他にもいくつかルートがありますが、代表的なルートを紹介します。
使用する航空会社によって、経由する空港が異なります。
①東京・羽田→ベトナム・ハノイ→カンボジア・シェムリアップ(アンコールワット)
②東京・羽田→ベトナム・ホーチミン→カンボジア・シェムリアップ(アンコールワット)
③東京・羽田→タイ・バンコク→カンボジア・シェムリアップ(アンコールワット)
私達は滞在先のタイ・バンコクからカンボジアに行きましたので、バンコク・ドンムアン空港からエアアジア(LCC)を使って、カンボジア・シェムリアップ空港から向かいました。
ドンムアン空港からシェムリアップ空港までは約1時間のフライトです。
カンボジア入国にはビザが必要!
カンボジアへの入国にはビザと入国カードが必要となります。
入国カードは飛行機に乗ると渡されますので、記入しておきましょう。また、ビザについてはカンボジア到着時に購入することができます。1人あたり30米ドルとなりますので、可能であれば事前に準備をしておいてください。ちなみにATMもあるのでキャッシングも可能です。
ちなみにタイからの入国でしたのでバーツでの支払いも可能ですが割高でしたので、米ドルで支払いをしました。
〈必要なもの〉
・パスポート
・アライバルビザ(入国審査前に米30ドルで購入)
・入国カード
通貨について
カンボジアは通貨が2種類使用できます。
・カンボジアリエル・・・1リエル 約0.03円、100リエル 約3円
・米ドル
コンビニやレストランのメニューなどにはカンボジアリエルと米ドルの両方の表記があります。ただし、米ドルで支払いをし、お釣りをもらう時はカンボジアリエルとなる場合が多いです。
また、米ドルについては、お札に破れや擦れなどがあると使用できません。(会計時に必ずチェックされ、断られることがあるので注意が必要です。)
SIMカードの購入について
カンボジア・シェムリアップ空港はワンフロのみの小さい空港です。制限エリアを出てすぐ右側にSIMカードを取り扱っているお店2店舗があります。
・Smart(緑)
・yes seatel(ピンク)
手前が緑色の「Smart」で、奥が「yes seatel」です。3日の滞在ですので、そこまで容量も必要ないのでそこまで迷わず、Smartの方が電波の入りが良いという情報があったので、そちらで即決。
料金は1人3ドルでした。5分程度ですぐに使用できるようになりました。
シェムリアップ空港からの移動について
今回のシェムリアップ滞在は2泊3日でホテルを予約しました。空港からホテルまでは迎えのトゥクトゥクがサービスでついていたので、空港で待ち合わせをし市内のホテルまで移動しました。
基本的にはタクシー(トゥクトゥク)での移動が一般的です。カンボジアでは配車アプリの「Grab」が利用できますので、予約等していない場合は「Grab」を利用するのをオススメします。
ちなみに帰りの際に、市内から空港まで利用しましたが、トゥクトゥクで18,100カンボジアリエル(610円)でした。タクシーの場合もう少し高くなります。
アンコールワット遺跡群観光について
「アンコールワット(サンライズ)・アンコールトム(バイヨン寺院)・タ・プローム」の3つは最低限観光したいと思っていました。
観光方法としては、以下の3つがあります。
・ツアー
・トゥクトゥクもしくはタクシーの貸切
・自力(バイクレンタル・自転車レンタル)
シェムリアップに行くほとんどの目的がアンコールワット遺跡群の観光だと思います。そのため、観光手段の申し込みができる場所は市内やホテルなど様々なところで申し込みができます。
私たちは、多少割高になっても安心できるホテルで申し込みをしました。(朝4時30分に出発ということもあり、何かあればホテルに文句を言えばいいので)
トゥクトゥクの申し込みでサンライズ(朝日鑑賞)プラン(約10時間の貸切)で23ドル(朝日鑑賞なし18ドル)でした。
ちなみに、街中を歩いていると、トゥクトゥクのドライバーに貸切できるよと声をかけられます。また、バイクや自転車で観光している欧米系の方も多く見かけました。体力に自信のある方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。ただし、遺跡観光をするのに距離が結構あるのと、4月のカンボジアはかなり暑かったです。
続いて、観光チケットの購入です。
アンコールワット遺跡群への観光には「アンコール・パス」の購入が必須です。
チケット販売所での購入が必要になります。朝、4時30分にホテルを出発し、まずはチケット売り場に行きます。
・1日券37ドル
・チケット売り場の営業時間・・・5:00〜17:30
顔写真入りのカードのようなチケットです。写真はその場で撮られます。これでほとんどの遺跡の観光ができます。また、複数日観光をしたい場合、複数日用のチケットもあります。必要に応じて購入してください。
そこまで行ければ、あとは観光するのみです。
①アンコール・ワット(サンライズ鑑賞)
薄暗い中、アンコールワットへ向かいます。朝早いにも関わらず多くの人がいます。浮き橋を渡り中に入っていきます。
中に入り、サンライズまで待ちます。
6:30、日の出を見ることができました。朝、無理をしてでも見る価値はありました!
そのあとは、アンコールワット内の観光をしていきます。
アンコールワット内は「第1回廊・第2回廊・第3回廊」に分かれています。特に一番上の第3回廊は神聖な場所であるため、入るには女性の服装チェック(肌の露出)と急な階段を登る必要がありますので注意をしてください。
②アンコール・トム
続いてアンコール・トムへ向かいます。その中でも恐らく一番有名な「バイヨン寺院」。顔岩がある寺院です。
入り口の目の前で下ろしてくれました。
ありました、顔岩、、、圧巻です。
顔岩の他にも、壁画が至る所にあります。
どうやって作ったんだろうと、、、
中は迷路のような作りになっており、途中出口が分からなくなってしまうほどでした。
入り口側には人が多かったのですが、出口側に来ると人も少なめでした。意外とこちら側の方が写真を撮るにはオススメかもしれません。
ちなみに・・・
バイヨン寺院の中で、写真ととってあげるよと声をかけてくる人がいます。親切な雰囲気で撮影スポットを教えてくれたり、写真を撮ってくれようとしますが、必ず最後にチップを請求されますのでご注意を。
バイヨン寺院を抜けると、いくつかの遺跡が続いています。
バプーオン
体力と相談しながら回ってみてください。
③タ・ケウ遺跡
未完の遺跡、タ・ケウ遺跡。
ピラミッド型になっており、登ることができます。ただし、こちらも急な階段となっていますので注意して登ります。
頂上から遺跡全体を見ることができます。
④タ・プローム遺跡
自然と一体化しているような遺跡。
不思議な空間です。
どのようにしてこの形になったのか、、、
ただ、結構劣化も進んでいるようで、至ることで通行できない箇所もありました。
以上で、朝4:30からの観光は終了です。
ドライバーの方にはもう一箇所くらい回れるよと言われましたが、朝早かったのと、暑さの影響、そして階段の昇り降りで疲労がピークに来てしまったので、無理をせずホテルに帰ることにしました。
ちなみに今回対応してくれたドライバーの方は、嬉しいことに冷たい水を準備してくれていました。(ほんと神!!)通常、チップはいらないようですが、感謝の意味も込めてチップを渡しました。
⑤シェムリアップ観光市内
アンコールワット遺跡の他に、オールドマーケットやパブストリート、シェムリアップ川沿いの屋台などがあります。お土産などはもちろん、飲食、マッサージなど楽しめる箇所があります。(ちなみに、生ビール0.5ドルで飲めました!)
レッドピアノ・・・映画「トゥームレイダー」の撮影時にアンジェリーナ・ジョリーが通ったレストラン。カクテル「トゥームレイダー」がオススメ!
さいごに
・カンボジアへの入国にはビザが必要。また、入国カードの提出も必要。
・通貨はドルとカンボジアリエル。ドルは少額紙幣の準備をしておくこと。また、ドル紙幣を使用する際は破れや擦れ、落書き等がないか確認する。
・アンコールワット遺跡群の観光にはトゥクトゥクのチャーターがオススメ。
・アンコールワット遺跡群の観光には、「アンコールパス」の購入が必要。なお、販売所は一ヶ所。
・暑さ対策をお忘れなく。
・遺跡群観光の後は、パブストリートやオールドマーケットの散策もオススメ。
〈参考〉
・アンコールワット遺跡群:公式サイト